現在、親から生活費をもらっている方は、いつまで(何歳まで)が「すねかじり」になるのか、いつまで(何歳まで)「すねかじり」でいていいのか?
ということが気になっていると思います。
それについて考えてみようと思います。
※当サイトがすねかじりの方へ伝えたいこと「すねかじりをやめて幸せで豊かな暮らしをしよう!」もご参考にしてください。
「すねかじり」とは?
「すねかじり」の意味は、広辞苑では下記のように記されています。
「自活しないで、親や兄弟から生活費などをもらっていること。また、その人。」
自分で働いてお金を稼がないで、学費や生活費を親や兄弟からもらって生活している状態、またはそういった人のことを表しています。
自分で生計を立ててない人は「すねかじり」ということになります。
くわしくは、下記もご覧ください。
いつまでが「すねかじり」か一般のコメントを見てみると?
一般の方のネット上のコメントを紹介します。
「世間的な建て前としては学生まで、という印象ですね。」
知恵袋
せいぜい高校生まででしょう。
高校生でもバイトは出来ますけど禁止されているとことも有りますし、大学生になれば時給も高くなるし高校より自由な時間は多くなります。
最低でも成人したら恥ずかしいと思った方がいい。
知恵袋
高校出て他県に出て働きだした自分からすれば大学生も親のスネかじりだと思います。
知恵袋
高校生までという意見と、大学生までという意見があります。
それでは当サイトの見解を説明します。
高校生・大学生・社会人での違いから見る
「高校生」、「大学生・大学院生」、「大人・社会人」のそれぞれで、自分で生計を立ててない人がすねかじりになるのかについて別の記事で記載しました。
そして、それぞれの結論は、以下のように記載しました。
高校生:基本的には「すねかじり」ではないととらえるべき
大学生・大学院生:「すねかじり」である、ただし悪いことではない
大人・社会人:「すねかじり」である
高校生:基本的には「すねかじり」ではないととらえるべき
高校生については、親から生活費をもらっていることが普通であり、当然のことのように思えます。
アルバイトを禁止されている高校も多いです。
そのため、基本的には「すねかじり」ではないととらえるべきです。
ただし、生活に必要不可欠ではないものに対して親のお金で高額をつぎ込んでいる場合にはすねかじりです。
大学生・大学院生:「すねかじり」である、ただし悪いことではない
大学生・大学院生については、高校生と同じような境遇ではあっても親元を離れて生活している人が多いということもあり、親元を離れているのに生活費をもらっているのはすねかじりではないとは言えない。
そこで、すねかじりである、ただし悪いことではないという解釈が一般的でした。
大人・社会人:「すねかじり」である
大人・社会人については、高校生や大学生とは異なり、大人・社会人であれば働く時間はあるはずです。
そのため、大人・社会人で生活費を親からもらっている人はすねかじりと言えるケースがほとんどでしょう。
それぞれの詳細は下記をご覧ください。
実際に働いてない人の年代別の割合
次に年代別で見てみます。
2017年の総務省統計局による就業構造基本調査結果によると、年代別の無業者(働いてない人)は、以下になります。
20〜24歳で無業者は大きく減っています。これは大学生・大学院生になってアルバイトをしている方が増えているからと思われます。
25〜29歳以降は、学生から社会人になっている方がほとんどのため、さらに一段階下がっています。
次に、就業しようとしているけど何らかの理由で就業できてない人を除いてみると以下になります。
大きな傾向は変わりませんが、25〜29歳以降で就業しようとしていない無業者の方はごくわずかであることがわかります。
このデータから見ても、大多数の方は社会人になったら自分で働いていることがわかります。
そのため、25歳以上、言い方を変えると社会人になってからも働いてない方はかなり少数派になります。すねかじりでいることはかなり好まれない状況と言えます。
このデータから、以下の結論が裏付けられています。
高校生:基本的には「すねかじり」ではないととらえるべき
大学生・大学院生:「すねかじり」である、ただし悪いことではない
大人・社会人:「すねかじり」である
そのため、「いつまですねかじりでいていいか?」の当サイトの結論は、
大学生・大学院生まで!
とします。
もちろん例外はあると思います。やむを得ない事情で働けてない方もいると思います。
あくまでも一般的な話ととらえてもらえたらと思います。
まとめ:「すねかじり」は大学生・大学院生まで
ここまで記載してきたように、いつまですねかじりでいていいかは以下を目安に考えました。
高校生:基本的には「すねかじり」ではないととらえるべき
大学生・大学院生:「すねかじり」である、ただし悪いことではない
大人・社会人:「すねかじり」である
そして、「いつまですねかじりでいていいか?」の当サイトの結論は、
大学生・大学院生まで!
です。
「すねかじり」という言葉はネガティブなイメージで使われます。
いずれ親はいなくなります。そうなる前に自分で生計を立てる力を身につけることを意識して、日々行動した方がいいと思います。
この記事にたどりついた方は、経済的に現状に満足していないという方も多いと思います。
今はスマホ一つで簡単にやりたい仕事を見つけられる便利な世の中になっています。
実際にやってみると社会と関わるというのは意外とおもしろいものです。
やってみてやっぱり無理と思ったらやめればいいだけです。大きなリスクはありません。まずは試してみませんか?
幸せで豊かな人生を実現するため、以下も参考にしてください。
【参考記事】親のすねかじりをやめる方法とは!?
【参考記事】すねかじりにおすすめの就職エージェント▽